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義肢装具士の給与水準と資格取得までのルート
義肢装具士の給与水準
勤務先によって異なるのでいちがいにいえないが、義肢製作所の場合、初任給で基本給が月額15万〜18万円である。
ほかに資格・技術手当として別に月額1万〜3万円プラスされるのが相場である。
義肢装具士の資格を取得するには
高校、または高等専門学校(心理学、社会福祉学、数学、外国語、保健体育などの指定科目のうち、5科目を4年以上履修)、短大・大学(いずれも同1年以上履修)を卒業する、
あるいは職業能力開発促進法にもとづく義肢および装具の製作にかかわる技能検定試験に合桔し、いずれも労働省所管の養成機関で必要な知識と技能を習得、卒業して義肢装具士試験の受験資格を得て合格して取得する。
もっとも、この養成機関の修業年限は高卒の場合は3年以上、高等専門学校・短大・大学卒の場合は2年以上、技能検定試験に合格した場合は1年以上となっている。
ただ、例外として外国で義肢装具士に相当する免許を取得したり、外国の養成所・学校などを卒業後、義肢装具士試験に合格し、取得する道も開かれてしる。
なお、採用試験は公立の場合は公務員試験、私立の場合は各施設の採用試験に合格して仕事に就く。
資格取得のポイント
試験科目は臨床医学大要、義肢装具工学、義肢装具材料学、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学、義肢装具適合学で、午前中が50問(択一式)、午後が5問(記述式)出題されるため、幅広い専門知識とその応用技術の習得に努める。
試験の概要
受験資格
(1)高校卒業後、文部大臣または厚生大臣が指定した義肢装具士の養成施設で、3年以上修業した者。
(2)大学・高専、または旧大学令に定める大学、文教研修施設・養成所で1年(高専は4年)以上修業した者で、指定の施設で2年以上修業した者。
(3)職業能力開発促進法にもとづく義肢・装具の製作にかかる技能検定に合格し、指定の養成所で1年以上修業した者。
(4)外国で免許を受けた者。
また、病院などで義肢装具の製作適合の業務経験などの特例がある。
試験内容
(1)臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学および関係法規を含む)、
(2)義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学、リハビリテーション工学)、
(3)義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む)、
(4)義肢装具生体力学、
(5)義肢装具採型・採寸学、
(6)義肢装具適合学
試験日
年1回 3月中旬
試験場
要問い合わせ
申込期間
1月下旬〜2月上旬
受験手数料
58,500円
カテゴリー:義肢装具士
義肢装具士の仕事内容と主な職場
交通事故や病気、けがなどで手足を失ったり、不自由になった人たちに対し、手足の機能の代替になる物や治療に必要な各種機器を製作する国家資格である。
具体的には、医師の指示のもとで義足や義手、コルセットなどの義肢をつくったり、その相談に応じて身体への適合を図る一方、医療の普及・向上にも寄与する。
このため、単に材料についての知識だけでなく、設計や製図、デザイン、工作機械の操作技術、整形外科、リハビリテーションなどの知識が求められる。
義肢装具士が活躍する場
義肢製作所、病院、リハビリテーションセンター
義肢装具の将来性
義肢装具は近年、人間工学的な研究も加わって急速に進歩しているため、その技術水準はますます高度で複雑となっている。
まして現在の高度医療の普及や高齢化の進行の折、リハビリテーションの効果のうえでも重要な仕事で、専門職として十分期待される。
義肢装具の勤務形態
通常、日勤が一般的であるが、義肢製作所の場合は残業が多いため、若干不規則となる傾向にある。
カテゴリー:義肢装具士

