児童養護施設
親などの保護者がいない、またはいても養育能力がない、もしくは虐待を受けていたり、登校拒否や家庭内暴力によって養育できないなど、
家庭環境上の問題を抱えている1〜18歳未満の子供を預かり、家庭復帰させたり、社会的に自立させたりする施設である。
具体的には、30〜150人という限られた定員の中で、食事や入浴、掃除など基本的な生活に対する指導から学校生活や友達との付き合いの相談の受付、学校の教師と連携を密にした学習指導を行う。
また、地域との交流活動や児童相談所など公的機関との連結・調整、児童の親との面接など幅広い活動も行うほか、
子供たちが自立した社会人として生きていくことができるよう、支援する。
なお、1991年度から父子家庭などの児童を親が帰宅するまで預かる通所養護(トワイライトステイ)、核家族化の次子出産などのため、一時預かる短期養護(ショートステイ)などを付け加えた施設もある。
1日の日課は通常、朝6:00に起床して洗面、体操、掃除後に登校し、午後12:00過ぎに下校して昼食後、おやつや軽いスポーツで楽しんだのちに夕食をとり、入浴後に学習や団欒、テレビを楽しんで夜20:00以降、順次、就寝する。
最近は共働きの家庭が増えている。
また、母親の病気や出産などによって夕方19:00までの延長保育や乳児保育、緊急一時保育、さらには夜22:00ころまでの夜間保育や休日保育、障害児保育などと保育ニーズも多様化しているため、
これらの親たちが安心して働き続けることができるよう、柔軟な勤務形態をとって対応する場合もある。
児童養護施設に勤務している職種
児童指導員、保育士、栄養士、調理員、事務職員
採用・求人状況について
施設の増設はほとんど見込めないため、欠員が生じた場合に採用枠ができる程度である。
それだけに、単に福祉の知識だけでなく、スポーツや音楽など児童と接触するための方法をたくさん持っている方が望ましい。
なお、採用時に児童指導員や保母(父)の資格の取得が求められる。
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