福祉(系)生協
消費生活協同組合(生協)は1948年の消費生活協同組合法の施行に伴い、非営利の協同組合組織として消費者運動の中核的な役割をになっているが、
組合員やその家族はもとより、一般の住民も年々高齢化して介護問題が深刻となっている。
そこで、組合員やその家族および地域の高齢者や障害者の福祉の向上のため、入浴、通院などの介助や洗濯、調理などの家事援助サービスの提供や連結・調整、介護講座や福祉講座、ホームヘルパーの養成研修などを行っているのが福祉(系)生協である。
なかでも代表的な生協は兵庫県下の約半数の世帯を組合員に持つコープこうべで、「コープくらしの助け合いの会」を設け、組合員の相互扶助という生協の理念にもとづき、サービスの提供者、利用者のいずれも生協の組合員で、年会費1,200円の負担によって実施されている。
サービスの内容は日常の家事援助や通院の付き添い、入浴・排泄の介助などで、サービスを受けた利用者が2時間を1単位とし、1,000円に交通費の実費を加算した額を提供者に支払う。
また、サービスを提供した組合員のサービスの実働時間を登録、将来、サービスの必要が生じた場合、優先的に同様のサービスを受けることができる預託制度を導入しているのが特徴である。
なお、介護保険が導入され、都道府県知事の指定を受け、居宅支援事業者として事業を拡大することも可能である。
就業職種
ホームヘルパー、事務職員、介護支援専門員(ケアマネジャー)、栄養士
採用について
それぞれの生協の設立や地域福祉活動の着手などに伴い、個々の生協が独自に採用しているが、一般的には福祉系大学、短大に進学し社会福祉主事任用資格に必要な単位を履修して卒業後、就職する。
福祉系専門学校や高校を卒業したり、他の職業から転身して就職する場合もある。
このため、単に福祉系大学や短大、専門学柘に進学し、社会福祉主事任用資格に必要な単位を履修したり、
社会福祉士や介護福祉士の資格を取得したり、ホームヘルパー1〜3紗の養成研修を修了するだけでなく、生協活動に深い理解のあることが求められる。
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